コラムCOLUMN
晴れの日は日差しも強く感じられ、夏の始まりを感じさせる季節になりましたね。
この時期は、歯と口の健康週間(6月4日~10日)でもあり、お口は栄養の入り口で一番初めの臓器です。
栄養・お食事のことをご案内する私達にとっても、歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着について、皆様と一緒に再確認したい大切な週間となっています。
お口の健康と栄養の関係については以下のポイントがあります。
歯や歯肉の健康維持にはタンパク質が重要です。
肉、魚、卵、大豆製品などタンパク質の豊富な食品を適量、1日3回摂取したいですね。

ビタミンCは歯肉の健康維持に役立ちます。
柑橘類、トマト、ピーマンなどビタミンCが多い食品を意識的に取り入れましょう。

ビタミンAやビタミンDも歯や骨の健康にとって重要な栄養素です。ビタミンAの中の、主に植物性の食品に含まれるプロビタミンAは人参に多く含まれます。ビタミンDはさんま、鮭、いわし、干し椎茸などに豊富に含まれます。

そして、カルシウムも歯や骨の形成に欠かせません。乳製品、海藻、小魚などカルシウムの豊富な食品を適量、摂りたいですね。

甘い飲食物の過剰な摂取は、むし歯のリスクを高めます。砂糖の少ない食事を心がけることが大切です。オーラルケアと食生活のバランスを保つことで、健康な口腔内環境を維持できます。栄養バランスの良い食事とともに、ご自身のお口の状態に合った歯ブラシ・フロスや歯間ブラシ、定期検診など、適切なオーラルケアを実践したいですね。

また、お口の健康を保つ上で気を付けたい疾患に歯周病が有ります。歯周病がメタボリックシンドロームのリスク因子の1つとされています。
メタボリックシンドロームとは、内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質異常症が組み合わさることにより心臓病や脳卒中などになりやすい病態を指します。

逆に、メタボリックシンドロームが歯周病の進行を促進する可能性も指摘されています。
歯周病では慢性的な炎症が生じてしまいます。歯周病原性細菌が全身に侵入、代謝や免疫に影響を及ぼし、細菌感染がメタボリックシンドロームの発症に関係することも分かってきています。

歯周病とメタボリックシンドロームは相互に影響を及ぼし合うと考えられています。全身の健康のためにも、お口の中の健康を維持することが重要です。
歯周病菌の対処に優れた、オーラルケアの商品もご紹介いたします。
〈モリンガペースト〉
【低発泡】歯磨剤 モリンガ デンタルペースト – 大賀薬局オンラインショップ
〈マスデント〉
〈クリーンデンタル〉
特に朝、起きた後のお口は、下水より多い、便10gの菌が居るとも言われています。
また、最近の傾向として、香水ボディ関係の人気も高まっているそうです。
エチケットとして、口臭対策も活かせますね!ぜひ店頭で、お手に取って見てみてくださいね。

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所属店舗 大賀薬局 新事業開発部
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喜田 有紀 (管理栄養士・登録販売者)
病院に行く程ではないけれど、ちょっと聞いてみたい、自分なりに健康に良いと思うことを実践しているけれど、本当に自分に合っている方法なのか聞いてみたい、というお客様の相談に乗っています。健康診断で数値が心配な方、医師から食事に気を付けて、と言われたけど、何から始めたら良いか分からないという方、一緒においしく楽しく、食と栄養のパーソナルレッスンをしませんか。大きな病気になってしまう前に、出来ることはたくさんあります。お客様のライフスタイルに合った方法を一緒に考えてみませんか。
荻野 桃 (管理栄養士・登録販売者)
自分の身体は自分で管理していかないといけない。健康寿命を長くしたい。という思いから、管理栄養士の資格を取得しました。食べることが大好きな私ですが、身体が喜ぶ食事をモットーに日々栄養学と向き合っています。栄養設定はひとりひとり違います。ご自身の体格、ライフスタイルに合った食と健康のアドバイスをご提供いたします。ちょっとしたことでも構いません、お気軽にお尋ねくださいね。栄養に関する考え方が変わってくるかもしれません。
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