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2023.12.15新年を軽やかな体で迎えるには

管理栄養士チーム

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新年を軽やかな体で迎えるには

空気が乾燥しがちな季節がやってきて、今年の冬は、急に寒くなりましたね。忘年会・クリスマス・お正月等楽しいイベントがたくさん待っている方も多いのではないでしょうか。この季節ならではのイベントを楽しみながら、ますます元気に過ごしたいですよね!気が付いたら老化が進んでいる…疲れが取れない…ということがないよう、一緒に見ていきましょう♪







糖化チェックしてみましょう!(カラダお疲れ度チェック)


□睡眠時間は確保しているのに、すっきり起きられない






□日焼けしていないのに肌が黒くなった気がする





□空腹時血糖値が100~120あたりをうろうろしている





□就寝2時間前に、食事をすることが多い




□アルコールは週3回以上摂る





□1日の歩数が7000歩以下




□煙草を吸う




以上のチェック項目に1つでも当てはまる方は、一緒に考えていきましょう!




不調の原因はAGEかも?

空気が乾燥しがちな季節がやってきて、お肌がざらつく、化粧水の入りが悪い、お肌のトーンが前より暗い…など、お肌の不調を感じる方も多いのではでしょうか。もしかしたら、それらの原因はご自身の体に蓄積された『AGE』かもしれません。AGE(Advanced Glycation End Products)は、糖とたんぱく質が熱で反応し、生成された老化物質のことで、『糖化』で増える物質です。体内にある余分な糖とたんぱく質が体温で加熱され続けることで増えたり、気が付かないうちに食べ物・飲み物・たばこの煙などから取り込んでしまっていたりします。AGEが体に溜まると、しみ・しわ・たるみ・くすみなどの原因になってしまいます…。出来れば、このようなお肌悩みとお別れして、いつまでもつやつや綺麗なお肌でいる為に、体内にAGEを溜め込まないお食事をしていきませんか?今回は普段のお食事で、老化の原因であるAGEを増やさないポイントを一緒に見ていきましょう。




AGEを増やさないために

AGEは食べ物のカロリーと同じように、『exAGE』という単位で表すことができます。ダイエット中であれば、少しでもカロリーの低いものを選びたくなりますよね。体の糖化を抑えたいと思った場合も、exAGEの低い食材を選ぶことが大切です。例えば、食パンは生の状態だと49exAGE、焼くと78exAGE、バターを乗せてから焼くと2,434exAGEとなります。調理の過程でこんなにもAGEが増えるなんてびっくりですよね!食パンを焼いて食べたい方は、焼いた後にバターを乗せていただくと、AGE増加を抑えることが出来ますのでちょっとした工夫も大切です。





調理法によるAGEの変化

exAGEは調理法で増減します。冒頭にお話ししたようにAGEは糖とたんぱく質が加熱されることで生成しますので、食べ物を焼いたり、揚げたりすることで、食品中のAGEはどんどん増えていきます。


AGEが少ない
  
生→蒸す・茹でる→煮る→炒める→焼く→揚げる
  
AGEが多い

この順番でAGEは増えていきますので、できれば生・蒸し・茹で料理を意識して増やしたいですね。揚げるよりも焼く、焼くよりも炒める、といったように一段階でも構いませんのでAGEを増やさない調理方法を選択することが老化防止に繋がります。





AGE抑制効果のある食材

調理方法の次は食材選びについて、見ていきましょう。
体内の糖化反応を阻害してくれる効果が期待できる食材にブロッコリースーパースプラウトがあります。ブロッコリースーパースプラウトは発芽3日目のブロッコリーの新芽のことで、スルフォラファンという成分が含まれており、これが体内のAGE抑制効果が期待できます。スルフォラファンはブロッコリー・カリフラワー・ケールなどにも含まれる辛味成分ですが、ブロッコリースーパースプラウトに含まれるスルフォラファンは非常に高濃度で、ブロッコリーのおよそ20倍も含まれています。細胞を壊して食べることで、スルフォラファンの吸収率は上がるので、よく噛んでお召し上がりください。サラダ・サンドイッチ・スムージーなど、生で食べていただくと加熱によるAGEの増加も心配いりません。他にもおすすめ食材がございますので、店頭の管理栄養士にお気軽にお尋ねして下さい。


最後に、肌寒い今の時期に体を温め、AGEを抑える効果が期待できるおすすめレシピをご紹介いたします。





【ブロッコリースプラウトとまいたけのごま味噌スープ】



【材料】(2人分)
・鶏ささみ 80g
・舞茸 80g
・ブロッコリースプラウト 60g
・豆腐 40g
・水 500cc
・塩 2g
・味噌 14g
・みりん 12g
・醤油 4g
・すりおろしにんにく 2g
・すり白胡麻 4g
・豆乳 24g

【作り方】

1.鍋に水を入れ沸騰させ、塩とささみを入れ再度沸騰したら、火を止め5~10分置き余熱で火を通す。

2.ささみに火を通している間に、舞茸をほぐし、ブロッコリースプラウトは根元を切り軽く洗う

3.鍋からささみを取り出し軽くほぐす。鍋に舞茸、豆腐を入れ3分ほど煮る。

4.全体に火が通ったら弱火にし、調味料、ささみ、ブロッコリースプラウトを入れて完成。

毎日食事、睡眠、運動、お酒、煙草をコントロールできる方は良いですが、現実的に難しい方は、余った糖をエネルギーに変えるのを助ける成分を配合した商品もありますので、ご紹介させていただきます。

アラプラスに配合されている5-アミノレブリン酸は余った糖をエネルギーに変えてくれる元々体内にあるアミノ酸です。これを補充することで、多過ぎたお食事の糖をエネルギーに変え、活力にかえてくれます。





糖のケアを行いたい方には、1カプセルに、5-アミノレブリン酸が15㎎配合された「アラプラス糖ダウン」10日分、30日分、60日分があります。 


さらに5‐アミノレブリン酸は糖の簡単ケアはもちろん、糖をエネルギーに変え、疲労回復や睡眠の質の改善が期待できますので、さらにワンランク上のケアをお求めの方にはこちらもおすすめです。





イベントが重なるこの時期だけでも、新年を軽やかな体で迎えるために!一度お試しされると良いかもしれません。


執筆者:管理栄養士 松﨑 結、當山 桃、鷹尾 有紀




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