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2021.1.5おせち料理のおすすめの食べ方~コロナ太り対策~

管理栄養士チーム

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おせち料理のおすすめの食べ方~コロナ太り対策~

新年明けましておめでとうございます!今年も宜しくお願い致します。
お正月はいかがお過ごしでしょうか?今年は、新型コロナウイルスの影響によるテレワーク・自粛続きで身体を動かす機会も減り、体重・体型が変わって気にされている方も多いのではないでしょうか。そんな、コロナ禍で迎えるお正月でも、「御節料理」をカロリーや血糖上昇の観点から身体に優しく食べる方法を一緒に考えてみましょう。




おせち料理のカロリーはどれくらい?


地域によって違いが有ると思いますが、
壱の段に、田作り・紅白かまぼこ・昆布巻き・黒豆・栗きんとん・叩きごぼう
弐の段に、鯛・海老・数の子・紅白なます
参の段に、こんにゃく・煮しめ・筑前煮・里芋・蓮根

こんな感じで入っていると思います。おせちは基本的に日持ちさせるため砂糖や塩、醤油を多めに使った味付けになっていますよね。
例えば、壱の段の甘くて美味しい栗きんとんは、お一人様2.5個食べるとご飯茶碗1杯分の白米235kcal分を食べるのと同じカロリーです。本来の栗きんとんは保存を目的として砂糖をたっぷり使っているので、比較的高カロリーになっています。ご家庭で手作りおせち料理を作られる際には、お砂糖をたっぷり使わなくても、レモン汁を少々加えて冷蔵保存すると3,4日程度は日持ちしますし、低カロリーになりますよ。
また、黒豆は一気にたくさん食べることはないと思いますが、黒豆の約半量の砂糖を入れて作るので血糖値の急上昇を防ぐためには食べる順番としては後にしたいですね。因みにカロリーは、大さじ1杯分約40kcalです。




おせちを食べる順番


各地域で色んな習わしが有りますが、今回はコロナ禍で動かなくなった私たちの体に負担なく食べられる順番のご提案です。
まず、叩きごぼう・昆布巻き・こんにゃく・紅白なます等、食物繊維が豊富に含まれている料理から頂き、続いて鯛・海老・紅白かまぼこなどのたんぱく質を、そして黒豆、栗きんとんは最後に食べていただくと血糖値の急上昇を抑える事が期待できます。




カルシウムたっぷり♪簡単お節料理


今回はどなたでも簡単に作れるお節料理の1品を紹介させて頂きます。

≪カルシウムたっぷり♪生姜入り田作り≫

材料 2人分 155cal/1人分
管理栄養士シリーズ食べる小魚 20g
管理栄養士シリーズクルミ 20g
砂糖 大さじ1
しょうゆ 大さじ1弱
酒 小さじ1
いりごま 大さじ1
はちみつ 大さじ1/2

作り方
1.フライパンで小魚を弱火で焦がさないように炒る。手で触り熱く感じるくらいまで、ポキっと簡単に折れるまでが目安です。
2.クルミは2~4つくらいに割って同様に炒る。炒った小魚とクルミはお皿に一旦入れておく。
3.生姜を千切りにする。
4.フライパンに砂糖としょうゆと3の生姜を入れ煮立ったら、弱火にして小魚とクルミを加え焦がさないように手早く混ぜ合わせる。
5.煮詰まったら酒を加えて混ぜ、アルコールを飛ばし火をとめる。酒を加えることで、小魚やクルミがくっつきにくくなる。
6.はちみつ・いりごまを加えて混ぜ合わせたらできあがり。
※1歳未満のお子様がいるご家庭は、はちみつは入れないでください。

カルシウムが豊富な小魚に、クルミを合わせることで吸収が高まります。また、小魚やクルミは脳の栄養になり記憶力・集中力アップにつながります。成長期のお子様から、骨粗鬆症の予防、脳の健康にも良いので大人の方にもおすすめです。



執筆者:管理栄養士 岩井 千紘、荻野 桃、喜田 有紀

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